佐渡守は、安土桃山時代からの砺波地方の武将。天正年間に佐々成政と争った井波瑞泉寺に味方し、寺が和睦した後は城を捨てて飛騨・高山に退き医者になったと伝えられる。
お抱え医師にとする利長の要請を「武をやめ医をもって業となす身は、これをいただく由なし」などと断るが、その後、利長側室が病となり、贈られた薬で即日快癒したという。慶長14(1609)年の高岡入城後、召されて市内に移住。子孫も「養順湯」などの開発で「高岡町医」として活躍し、将軍の侍医も輩出する医師一族となる。
— 朝日新聞デジタル:建部佐渡守の史料発見-マイタウン富山
アドレナリンなどの発見で知られる高岡市出身の化学者、高峰譲吉博士の生家跡にある同市御馬出町の高峰公園に植えられていたエンジュの木3本が25日、公園を管理する市によって伐採された。高峰家には子孫の繁栄を願ってエンジュを植えたというエピソードがあり、付近住民は「高峰博士と関わりの深いエンジュがなくなるのは残念」と惜しんでいる。
市花と緑の課は4月上旬から周辺3町の自治会長を通じて住民の意見を聞き、伐採を決めた。25日までに反対の声は届いていないという。一方で、住民からは「伐採を見て初めて知った」「市に高峰博士とエンジュの関係を知っているのか確認しようと思っていた」などの声が出ている。
エンジュはマメ科の落葉樹で、街路樹や庭木として植えられることが多い。同課によると、園内の3本のエンジュは約2年前から枯れ始め、最近は倒れる危険が増していた。また、公園周辺の住民からエンジュの落ち葉の清掃が大変という声もあったという。市教委によると、エンジュがあった場所には5月15日、高峰博士の尽力で米国に贈られた桜を植樹する事業で桜が植えられる予定。
県郷土史会の太田久夫会長(同市本丸町)はエンジュと高峰家の縁について「古代中国で子孫の出世を願ってエンジュ3本を植えた故事にちなみ、高峰博士の祖父・玄台が庭に3本のエンジュを植えたという話が『津田家と高峰譲吉』などの本に紹介されている」と説明する。同書などによると、エンジュを植えて間もなく玄台に男の子が誕生。高峰の父の精一で、金沢に移住後も門の左右にエンジュを植えたほか、エンジュを表す漢字「槐」から雅号を「槐処(かいしょ)」とするなどして親しんだ。その後、譲吉が生まれ、世界的な化学者になった。市教委と同課は高峰家とエンジュのエピソードについて「知らなかった」としている。
玄台が植えたエンジュは1879年の大火で焼失したという。付近住民や市によると、伐採されたエンジュはここ数十年の間に植えられたとみられる。植樹した理由や時期ははっきりしないが、近くの利屋町の前自治会長、竹田磯光さん(72)は「ほかでもない高峰公園にエンジュが3本あるのだから、歴史を踏まえて植えたとみるのが自然だろう」と指摘。その上で「桜を植えることに反対ではないが、エンジュを切ることについて住民への説明が不十分。歴史的な背景も知っていてほしい」と話している。
— 親しみも歴史もバッサリ 高岡・高峰博士ゆかりのエンジュ:北日本新聞ウェブ[webun]
富山第一銀行は1日、富山県高岡市に大型の支店を新設し、同地区の営業体制を強化すると発表した。新支店は2013年の春をめどに営業を始める。近隣の4支店は法人の口座を新支店に移し、個人向けサービスに特化する。北陸新幹線の新駅建設で地域が活性化することを見込み、高岡地区の体制を再構築する。
新設するのは新「高岡支店」で高岡地区の中核店舗とする。現状の高岡支店は広小路支店と支店名を変更し、営業を続ける。新支店の敷地面積は2500平方メートル。店舗は2階建てで延べ床面積は1500平方メートル。職員は30人程度を想定、高岡地区では最多となる。
新支店には「企業コンサルティング専門チーム」を配置する。同行の横田格頭取は1日、富山市内で記者会見し、「海外進出や事業継承など企業のニーズが多様化しており、より高い専門性が問われる」と専門組織を配置する狙いを語った。既に8人体制で市場調査などの業務を始めている。新支店では個人向けの「ローンプラザ」も開設し、土日も相談に応じる。
横田頭取は「高岡地区は新幹線の開業によって大きく変わる」と述べ、今後、駅周辺のにぎわいなど街並みの変化が見込まれると指摘した。
— 富山第一銀、高岡の営業体制強化 新幹線新駅にらむ :日本経済新聞
17駅設置 運賃も10%お得
富山県内の鉄道駅に、自動改札機が復活する。富山地方鉄道(富山市)は三月十七日、本線、立山線、不二越・上滝線の全六十三駅のうち駅員がいる電鉄富山、電鉄魚津、宇奈月温泉など十七駅に導入する。県内の鉄道駅にはJRを含めて自動改札機はなく、富山地鉄が廃止した一九八一年以来の復活となる。(永井響太)
自動改札機は、路面電車と路線バスで運賃支払いができるICカード「えこまいか」の鉄道へのサービス拡大として導入する。改札横の機器にえこまいかをタッチして乗り降りする。
えこまいかで鉄道に乗ると運賃は10%引きになる。切符で乗り降りする場合は、従来通り駅員や乗務員が対応する。
無人駅のうち、朝のラッシュ時(午前七時~八時半)に駅員が改札にいる西滑川、経田、東三日市、不二越、小杉、榎町の六駅では、駅員が携帯端末で読み取る。ほかは車内の機器を使う。
富山地鉄は一九七一~八一年に電鉄富山駅に定期券専用の自動改札機を導入。改札口の混雑を緩和できたが、維持・管理費用が多くかかることなどから廃止された。
全国では福井、鳥取、島根、宮崎、徳島県の鉄道駅に自動改札機がない。
再導入に、富山地鉄鉄軌道部営業課は「えこまいかは、鉄道だけでなく路面電車やバスでも使えるので、多くの人に利用してもらえる」と期待。新しいデザインの大人用えこまいか二種類を三月下旬に販売する。
石川県内では、北陸鉄道(金沢市)が石川線の鶴来と野町、浅野川線の内灘と北鉄金沢の計四駅にICカードのみに対応する自動改札機を備えている。
—中日新聞:富山地鉄31年ぶり 自動改札機復活へ 17日からICカード導入:北陸発:北陸中日新聞から(CHUNICHI Web)
どこが最初とかがやけに細かい
【ウラジオストク共同】富山港からロシア極東ウラジオストク港に向かっていたカンボジア船籍の貨物船「アストンゲイト」(4205トン)の甲板上に積載されていた日本製の中古車約50台が3日に高波の影響で日本海に転落していたことが分かった。同船の関係者が5日、共同通信に明らかにした。 海に転落した約50台は大半がトラックで、当時は波の高さが5メートル程度の荒天だった。高波で甲板の車が海に流されたとの情報がある一方で、船のバランスの悪さから転覆を恐れた船長が船員に車の投棄を命じたとの情報もある。 — 高波で中古車50台日本海に沈む 富山からロ極東行き貨物船 - 47NEWS(よんななニュース)
市電富山大が延伸案
(via Yomiuri On-Line (読売新聞))
1950年(昭和25年)に製造され、富山県の高岡市と射水市をつなぐ第3セクター・万葉線で除雪車として働く「デ5000系」車両が、今冬を最後に引退する。
三つの会社で運行され、形が残る最後の同系車両。鉄道ファンに人気があることから、万葉線は今後、保存方法を検討する。
「富山地鉄笹津・射水線 デ5000系ものがたり」の著者で、都市交通研究家の服部重敬さん(57)によると、同系にはデ5000形、デ5010形があり、富山地方鉄道が1950~51年に、計34両を導入した。
軌道(路面電車)と鉄道を直通運転する目的で製造された車両で、実際に、富山市内軌道線と笹津線(1975年廃止)、高岡軌道線と射水線(80年廃止)の直通運転などで使用された。
富山地鉄から独立し、高岡軌道線などを引き継いだ加越能鉄道にその後、一部の車両が譲渡された。
新型車両の導入などもあって、富山地鉄、加越能の両社で70年代以降、デ5000系の廃車が進み、加越能が除雪車に改造したデ5010形の1両(車番デ5022)が残るだけになった。2002年、高岡軌道線などが加越能から万葉線に引き継がれて以降も、この車両は現役を続けた。
車体の色は、客を乗せて走った頃と同じように、上がクリーム、下がグリーン。前後に雪をかき分ける黄色のスノープラウ、車内には凍結防止剤を軌道に散布する装置が取り付けられている。今季も昨年12月26、27日の2回出動した。
同社が年2回開く「万葉線電車まつり」では、多くのファンが一緒に記念写真を撮る。「まだ走っていますか」と問い合わせの電話もよくかかってくるという。
しかし、同社は「部品も手に入らず、修理しながら使うのは限界」と除雪車の更新を検討。新車両導入にめどがついたことから、今季限りで、デ5000系の使用を終えることにした。
「路面電車の車両を鉄道にも走らせ、利便性を高める考え方は、富山ライトレールのようなLRT(次世代型路面電車)に通じる。時代を先取りしていたデ5000系は、富山の鉄道の歴史のシンボル的存在。車両は是非残してほしい」と服部さんは話す。
万葉線は今年4月に開業10周年を迎えることから、「記念事業の一つとして保存、活用を考えていきたい」としている。(志賀克也)
(2012年1月15日06時50分 読売新聞)
(via asahi.com:高岡大仏 幼児姿に-マイタウン富山)
良好な保存状態
報道陣に公開された人骨。身長は手前が推定で160センチ台後半、奥は140センチ台後半(4日、富山市の県文化振興財団の事務所で)
富山市呉羽町北の小竹(おだけ)貝塚で昨年見つかった縄文時代前期(約6000~5500年前)の人骨71体に、縄文時代としては大柄な人骨が複数含まれていることを、県文化振興財団と国立科学博物館が4日明らかにした。骨折の痕や手足の指までわかるなど、保存状態は極めて良好で、同博物館は今後、人類研究部(茨城県つくば市)で復元や詳しい計測などを進め、人口構成や集団の特徴などを分析する。
人骨は昨年4~9月、北陸新幹線建設予定地となったJR呉羽駅北側の発掘調査で見つかった。縄文早期~前期の人骨は、それまで国内で合わせても約70体にとどまり、小竹貝塚の71体は国内最多。今年7月に人骨から土を取り除く作業が始まった際には、縄文最大級の身長170センチ超と推定される男性の骨があることも判明した。
同財団は土を取り除く作業が終わった4日、2体の全身骨を報道陣に公開した。いずれも20歳代男性と推定され、うち1体は、当時としては大柄な身長160センチ台後半で、もう一体は140センチ台後半と小柄。作業を指導した同博物館人類研究部の坂上和弘研究員は「縄文時代前期でここまで保存状態が良く、数も多いのはほとんど類例を見ない」としている。
折れた大腿(だいたい)骨が癒着した痕や虫歯などが見られるほか、硬い物を食べるなど酷使して平らにすり減っている下あごの歯もあり、当時の生活を知る手がかりも多いという。
公開された人骨のうち大柄の1体は、5日から富山市茶屋町の県埋蔵文化財センターで始まる特別展「とやまの貝塚」で展示される。
(2011年10月5日 読売新聞)
北陸新幹線開業後にJRから経営分離される並行在来線での特急運行について、石井隆一知事は4日の定例会見で「特急が残ると新幹線の停車回数に響く」として特急の存続は困難との認識を示した。特急の存続を求める声は並行在来線に関するタウンミーティングなどで市民から上がっていた。
長野県の「しなの鉄道」など、並行在来線の先行事例では特急は廃止。北陸新幹線の開業に伴って、福井・金沢-越後湯沢駅(新潟県湯沢町)間を結ぶ特急「はくたか」が廃止対象になっているほか、大阪-富山駅間を結ぶ特急「サンダーバード」も新幹線開業後、金沢以東は運行されない見通し。
石井知事は会見で、高岡市などで開催したタウンミーティングで市民から特急存続を求められたことに触れ、「特急に当たるものは新幹線に移行する」などと述べた。また、サンダーバードについては「金沢駅での(新幹線との)乗り継ぎの問題がある」と述べ、新幹線の大阪までの延伸を国に求めていく考えを示した。【岩嶋悟】
— 北陸新幹線:並行在来線問題 新幹線開業後、特急運行は困難--知事 /富山 - 毎日jp(毎日新聞)